けんこう堂コラム【これでいいのだ】

「健康」とはどのような状態のことを言いますか？病気ひとつせず元気ハツラツ…痛いところが一つもない…。どうでしょう皆様も少し考えてみてください。

けんこう堂の思う健康とは『病気も疲れも痛いところも、しばらくすれば勝手に自分でよくすることができる身体の状態』と考えています。ですので「病気をしない身体=健康」ではないし「痛いところがひとつもない=健康」ではありません。

人は生きている以上、自分の気力体力以上のことをしないといけない時があります。そうすれば、気持ちもすり減るし体力も落としてしまいます。そんな時、病気になったり痛いところが出たりします。このことが悪いわけでも自分が弱いわけでもなく、ごく当然で当たり前のことです。そのことで悩む必要も落ち込む必要も全くありません。だって自分の許容量以上のことをしているのですから。

健康を気にするということは、痛いところがでる前に身体の変化に気付いて身体を労ることです。

そこで重要なのが「自分の健康の“幅”」を知ることなのです。例えば、これ以上パソコン仕事を続けたら頭痛になるとか、これ以上車の運転をし続けたら翌日腰痛になるとか。自分の感覚を大切にして、その「幅」の中で日々の活動をすることです。
あくまでも自分自身の感覚なので、他人に言われることでもないし、他人に決められるものでもありません。「皆同じことをやってるから」とか「辛いけどやらないと他の人に迷惑をかけるから」などと考えていると、自分の感覚が二の次になってしますので、いつか身体に負担がかかり身体を壊します。

とはいえ現実問題、やらないといけない事はやらないといけません。ならどうすればいいのか？

自分の今の「健康の幅」を少しづつ広げていく努力をするのです。

その手段のひとつが体をゆるめて理にかなった体の使い方を身につけそれを維持し続けることが「健康の幅」を広げていくのです。

「健康の幅」が広がれば、そこそこの無理はききますし、その日の疲れは翌日に持ち越しません。高価な薬もサプリメントも不要です。
けんこう堂の思う「健康」は元々全ての人に平等に備わっています。それを引き出して「幅」を少しづつでも広げて素敵な日々を送りましょう。

けんこう堂が思う「痛み」・・・

痛い状態を改善させる仕事をしている内倉が言うと変ですが「痛み」はある方が良いと思います。

「ヘルニアで腰が痛い」「寝違えて首が痛い」「歩くと膝が痛い」・・・

痛いということは、あなたが身体を酷使し過ぎたからで体からの警告信号です。まず体からの警告信号をしっかり受け入れ、そしてなぜ警告信号が出たのかを考えてみることがとても大事です。

ただ単に仕事のし過ぎ、食事や睡眠のせいかもしれない、最近誰かとケンカしたせいかもしれないし、日頃のものの考え方からきているかもしれません。

どちらにしても「痛み」は身体からの大切なメッセージなのです。その大切なメッセージを厄介者ととらえず「痛み」が出た時こそ、自分の身体と対話するチャンスだと考えて身体からの大切なメッセージを受け取ってください。

ちゃんと受け取ってもらえたら「痛み」は痛んでいる必要がなくなるので、「痛み」は自然となくなります。

「◯◯(治療法)では治らなかったのですが、そちら(けんこう堂)では治りますか？」

この手のご相談はやはりとても多いです。

ズバリお答えします。
はい。ほとんどの症状は「治ります！」

これは、けんこう堂の施術だけにかかわらず他の多くの治療法でも同じことが言えます。でも多くの人が自分の症状を治すことが出来ず、違う治療法に変えそして治すことが出来ず、更に違う治療法に変える…

この“悪のゴールデンパターン”を繰り返して「私の症状はどんな治療法でも治らないんだ」と決め付けてしまうのです。残念ながらそのように考えていらっしゃる方は、内倉の経験的感覚では７～８割くらいいらっしゃるのではないでしょうか。

逆にいうと、２～３割の人はどのような治療法でもしっかりと治ります。
※ここでの「治る」は今の症状がほぼ再発せず、もし再発しても自分の力で解決できる様になること。

キツイ言い方をあえてしますが、結局治らない人は「本当は治す気がないだけ」なのです。
「治す」には本人の「治す気」が必要です。

「仕事があるから」「用事があるから」「施術代が高いから」「通うのが遠いから」…けんこう堂は施術間隔のご提案はしますが、それ以上無理強いは致しません。「治す気」があれば、通うのに遠かろうが、毎日だろうが、最終目標が「治る」であれば関係ないはずですから。

(たとえ話) 魚釣りで最短で釣果をあげるには、エサやポイントを知っている人に聞くのです。聞いただけでは１匹も釣れません。実行するのです。それも釣れるまで。

症状を治したいのなら、その方法を知っている人に聞くのです。聞いただけでは絶対に治りません。実行するのです。それも治るまで。

中には「私は本気です。今まで本気で体に良いと言われることをやってきましたが、治らなかったんです。」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
それは、やり方がまずかったか、真面目にやり過ぎたのかもしれません。アクションを起こせば必ずリアクションがあるのが身体です。

やり切る事ができれば必ず治ります！

「何回でなおるのか？」
「治るまでに、いくらかかるのか？」

よくご相談でいただく質問です。

とてもよく分かります。そもそも治るかどうかも分からないし、治ると言われてもいつまでかかるのか…ゴールが見えない不安がこのご質問になるのです。直接的な答えにならないかもしれませんが、

私がいままで出会った人の中で、
「何回かかっても治したい。」
「いくらかかろうが治したい。」
という思いが切実な人ほど、早く確実に「治る」という目標に近づいている様に思います。
※ここでの「治る」は今の症状がほぼ再発せず、もし再発しても自分の力で解決できる様になること。

何年も前のことです。ぎっくり腰ではう様に来院された方が
「この痛みを取ってくれるのなら100万円払ってもいい。」とおっしゃいました。施術後、痛みも取れて通常動作は問題なくできる様になりました。しかし、100万円は払ってもらえませんでした…(笑)。

一回の施術に100万円はちょっと大きな金額ですが、大事なのは本気で100万円かけてでもその症状を治したいのか？なのです。

症状が治れば、治らないままズルズル辛い状態を引きずることを考えれば、精神的苦痛がなくなることやその後の生産性は100万円は軽く超えるほどの差は出るはずです。

あなたは、その症状を治すのに本気で100万円かけられますか？
※ 100万円はあくまでもキリの良い数字の例にすぎません。